オタク日記
(Mac と Linux, 2018Q2)
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2018-05-28 (Mon): 今更ながら High Sierra に (その 2)
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2018-05-28 (Mon): 今更ながら High Sierra に (その 2)
MacBook Air に入れる
我が家の MBA は、mid 2010 モデルで、とっくに macOS のアップグレードは諦めていた。しかし、前にも述べたように、 Keynotes のファイルが開けなくて大騒ぎするという事件が—— High Sierra 上の Keynotes.app の最新版で作った文書を、MBA (Yosemite) の Keynotes では開けなかったのだった。そこへもってきて、 この MBA でも (二段飛しで) High Sierra へならアップグレードできる、 と分って、俄然色めき立つ。
一番の懸念事項は、MBA のメモリで、実は 2GB しかない……。Yosemite
の時は、Wireshark やその他のメモリ食いの App を使わなければ、まあ何とか動いたが、
High Sierra だとどうかな、と。
でも一方で、件の「開けない .key
ファイル」のような「置いてけ堀」状態が亢進するのも嫌だな。
という事で、断然とは行かず、おそるおそるアップグレードに踏み切った。
アップグレード自体は、然程問題は無かった。 ただそれも Mac-mini の「しょっちゅうストールしてしまう」 に比べたらの話で、進捗がどうも「つかえつかえ」だった。 ("remaining time" が全く当てにならない、とか、 何度もリブートする、とか。)
システム
WiFi のパフォーマンスは従来通り
元々 MBA の WiFi の感度はとても良かったが、 OS アップグレードでも変化は無かった。つまり 2.4G で -92 ~ -88 dBm 程度。 (若干改善されているような気もするが、 変動の範囲を考慮するなら、誤差の範囲だろう。)
フォント
System Font, ヒラギノ角ゴ、等についての変更とその対策は、Mac mini と同じ。
組み込みアプリ
Terminal.app
これについては、Mac-mini と全く同じ。Window や Tab の間の選択を (番号を指定するのではなく) サイクルスルーでやる、というのは、MBA の場合は開く Window や Tab の数が少ないので、よりあっさり慣れる事ができた。
Xcode
Xcode や Command Line Tools のアップグレードは何も問題が無かった。 Command Line Tools だけインストールしてやろう、 とジタバタしなかったのが良かったのかも。
Mail.app
アップデートはされていて (-11.4)、IMAP で読むのは問題ない。Mac-mini で、大分苦労した送信 (SMTP) サーバの指定については、まだ確認できていない。
その他のアプリ・環境
MacPorts
Command Line Tools のインストールに四苦八苦しなかったのと、 もともと、MacPorts で入れているパッケージは然程多くないので、 殆んど問題なく再インストールが完了した。
AquaSKK
これは、OS のアップグレードの前から最新版 (-4.4.6) になっていたので、 Mac-mini でやった「すったもんだ」は無かった。問題無く動いている。
Memory Pressure
「メモリは足りるか」が最大の懸案だったので、ブートしてすぐ、Activity Monitor の Memory で確認してみた。Terminal.app, EmacsMac.app, AquaSKK だけで、メモリのグラフはオレンジ (pressure が要注意) になっていて、ちょっとがっかり。 それでも、追加で、Firefox, LTspice, Keynotes 等は問題なく起動でき、 普通にレスポンスしてくれるようだ。
当初の懸念は杞憂だったか、と安心して、普通に使っていたのだが、ある時、 急にレスポンスが悪くなり、Window の表示まで不安定になった事がある。 慌てて、Acitivity Monitor を開いてみたら、Memory Pressure が赤になっていた。どうやら、Firefox で Tab を大量に開いたまま操作していると、 メモリ使用量がどんどん増えるという問題のせいらしい。
但し、単調に増えていって「アウト」になるのではなくて、そのうち swap out されて、またオレンジに戻るのだが、 それでも、その間レスポンスはかなり悪くなっている。 なので、これは小まめに App (特に Firefox) を Quit するに限るだろう。
App Store/Update
という事で、2GB という乏しいメモリ、1.4 GHz の Core 2 Duo という非力な CPU でも、まあなんとか使えていた (少くとも Yosemite より厳しくなってはいない) ……
と思っていたのだけど、一月程経って奇妙な事に気がついた。 Mac-mini の方は、その間かなり頻繁に Update/Upgrade が有ったのに、 MBA は全くそれが無い。いや、正確に言うと、App Store で (自動でも手動でも) update 可能な App を捜しているうちに time out してしまっている。 それを update が無いんだと誤解していた。
さらによく見ると、Launchpad では、Keynotes, Numbers, Pages を含むいくつかの App で (インストールの?) progress bar がついている。また、一方で App Store の Update では、 Keynotes, Numbers, Pages 等がアップグレード済みになっている。 どうやら、App Store と Mac の間で「バージョン管理」が矛盾したものになっているようで、 App Store で、update しようとすると、それらの update が始まり (実体は既に有るので) timeout になってしまう、という事のようだ。
こんな事は初めてなので、少々迷ったが (実は内心パニック) 結局、App Store で当該 App を言いなりで Start もしくは Install すれば、この矛盾は解消されるみたい。 (なんだかなぁ、お願いしますよ Apple さん。)
これが解消されれば、App Store の "Check for Updates" は程なく終了して、macOS Update (10.13.5), Command Line Tools, iTunes 等の大物が表示される。早速、update を実行。例によって、何回かの reboot を含む 1 時間あまりのアップデートになりました。
162/1,791,470 Taka Fukuda Last modified: 2018-06-12 (Tue) 18:51:49 JST