Linux on ThinkPad X22

目次

はじめに
Network Install を試す
Post Install Settings
Package の Update
日本語環境
Air-H" カード
WLAN カード
英語キーボード (3/24/04)
VMware (5/19/04)
BIOS アップデート(5/29/04)
現況その他 (7/31/04)

はじめに

実はもうかなり前から、X22 に Linux をインストールして使い続けていたのですが、sleep させると clock が狂うという問題(sleep から起きる時に、時計が何日も進んでしまう) が解決できず、「これで一応インストール完了」 となかなか言えずに来ました。

その clock の問題を何とかしようと、いろいろやっているうちに rpm のデータベースを壊してしまい、ある程度修復できたけど、 rpm -V でチェックしてみたら、結構あちこち足りないファイルが有るようでした。 消えたのは、殆どがドキュメントの類で、大勢に影響は無い筈だけど、 なんだか気色悪いし、クロックの狂いをなんとかしようとしているのに、 元のシステムに不安があるのでは情けない。それなら Fedora を再インストールすれば良いのだけど、up2date のサーバがとにかく遅くて、再インストールしたら、 それを最新のものにするのに、一体何時間かかるものやら見当がつかない、 という事でひっかかっていました。

しかし、ここに来て朗報が…。www.mirror.gr.jp が Fedora のミラーをやってくれる由。試しに、/etc/yum.conf を書きかえて、そのサーバを指すようにしたら、少くとも download は瞬時に終るではないですか。 それならば、と Fedora の再インストールをする元気が湧いてきました。


Network Install を試す

X22 にしたら、240X ではどうやっても動かなかった CD-ROM が動くようになって、非常に感動したのですが、しかし、 とても遅いんです、これ(2 倍速くらいか(^^;)。前回は、Fedora のインストールに 2時間以上かかった。しかも、2枚目の CD のできが悪いみたいで、途中でこけそうになったり…。 で、これまでやった事のなかった、network install を試してみる事にしました。

  1. Fedora の CD-ROM を "USB Portable CD-ROM Drive" に挿して起動。

  2. F12 を叩いて、起動ドライブとして、3. CD-ROM を選ぶ。

  3. インストーラの prompt で、linux askmethod とタイプ。

  4. 言語やキーボード等を選んだ後に、 パッケージの種類を聞いてくるので、「remote host の HTTP」を選ぶ。その後、host 名、directory 名を、それぞれ
      www.ring.gr.jp
      /pub/linux/fedora/linux/core/1/i386/os/
    と入力する。

  5. パーティションの設定、フォーマットのステップを経て、 いよいよインストール開始。ちょっと目を離してしまったので、 確かな所要時間はわかりませんが、一時間内外だったような…。

という事で、Network Install の選択は大正解でした。ただし、 host 名や directory 名を間違えると、install の大部先になって初めて、そこにアクセスできないと分る。 これはちょっと(大部)がっかりします。(directory をどこまで指定するのが正しいのかわからず、試行錯誤したので、余計に…。) インストーラの構成を再考して欲しい気がします。

あれ、そう言えば、boot disk を作るか、聞かれなかったような気がする。


Post Install Settings

ここでリブート。無事、Fedora が立ちあがる(はず)。

  1. まず、Post Install Setting? ユーティリティで、一般ユーザの設定等をする。そのユーザの uid, gid がデフォルトの 500 にしてあれば、普段使う account の設定をここでやってしまえば、手間が省けます。 (というか、普通はそうしますよね。)

  2. その後、root でログイン。次の設定を一気にやってしまう。
    • /etc/fstab を変更して、既存の /usr/local, /home がマウントされるようにする。(これは Disk DRUID の段階でやってしまった方が簡単でした。)

    • /etc/initab を編集して、default の run level を 5 から 3 に。

    • /etc/sudoers に自分の名前を加える。

    • Control と CapsLock を交換した us.map.gz を /lib/kbd/keymaps/i386/qwerty/ の下に置く。(インストールの時に、keyboard は English(US) を選びました。)

      (6/6/04 追記) /usr/lib/kbd は /lib/kbd の間違いでした。

  3. ここで、reboot。組込みの Ethernet port が動きました。
    • 先に作った一般ユーザでログイン。

    • zsh が無い事に気付き、my home server から、source を取って来てコンパイル・インストール。(scp, make, gcc がちゃんと動く事のテストになりました。:-p)

    • /etc/X11/XF86.conf を編集して
       #       Option  "XkbDisable"

      を uncomment。

    • startx で X を立ち上げる。

    • Main Menu => System Setting => Server Settings => Services で、余分なサービスを全て殺す。

    • Main Menu => System Setting => Security Level で、Enable firewall とし、ssh だけに check。

と、まあこれくらいで、以前のままの、Desktop が見えました。メデタシメデタシ。


パッケージの Update

さて、懸案の update ですが、yum でやります。 /etc/yum.config を、

[main]
cachedir=/var/cache/yum
debuglevel=2
logfile=/var/log/yum.log
pkgpolicy=newest
distroverpkg=fedora-release
tolerant=1
exactarch=1

[base]
name=Fedora Core $releasever - $basearch - Base
baseurl=http://www.ring.gr.jp/pub/linux/fedora/linux/core/$releasever/i386/os

[updates-released]
name=Fedora Core $releasever - $basearch - Released Updates
baseurl=http://www.ring.gr.jp/pub/linux/fedora/linux/core/updates/$releasever/i386

となるように編集して(変えるのは baseurl で始まる 2行だけ)、 sudo yum update とやると、update が始まります。この新しい mirror site のおかげで、なんと、20 分程度でアップデートが完了してしまいました。素晴しい!


日本語環境

私の愛用する Kterm, XEmacs(-21.4.x) は、いずれも Unicode 未対応なので、デフォルトの環境を迷わず(ちょっと試行錯誤しましたが) EUC にしました。環境変数 LANG と LC_ALL を ja_JP.eucJP にしただけですが。

これで、もともと Fedora についてくる、dbskkd-cdb とその上で走る skkinput がちゃんと動いています。(Firefox, Xchat で確認済み。)

また、Gnome のパネルや、window の banner の日本語も文字化けせず表示されています。

そうそう、日本語の man page がうまく表示されないので、JM から jman_pages-0.5-20031115.noarch.rpm を取ってきてインストールしています。


Air-H" カード

前回の Fedora のインストールの時、PPxP から ppp への移行にはちょっと悩んだのですが、今回もてこずりました (前回のインストールのログがかなりいい加減だったので)。

もちろんですが、kernel-pcmcia-cs と ppp がインストールされている必要があります。

まず、Air-H" カードを、cardmgr に認識させねばなりません。が、SII の AH-S405C の場合は、何も設定しないで、いきなり挿してみたら、 ピッ、ピッと鳴ってくれて、OK となりました。アダプタをつけての PCM-CIA スロットだけでなく、CF スロットに挿しても大丈夫。

ppp-on コマンド(名前は任意)の動作のあらましは、

  1. 環境変数に、電話番号、アカウント名、LOCAL/REMOT_IP を設定する。

  2. このうち、電話番号・アカウント名を、ppp-on-dialer のために export。

  3. pppd を起動して、接続を確立する。(pppd がダイアラスクリプト (ppp-on-dialer) を呼ぶ。このとき、password は pap-secret から読まれるので、設定不要。)

に尽きます。/usr/share/doc/ppp-2.4.1/scripts/ppp-on を編集して、例えば、

TELEPHONE=0570570676##61        # The telephone number for the connection
ACCOUNT=XXXXXX@jb3      # The account name for logon (as in 'GeorgeBurns')
                        ## ↑これ、あらずもがなの(誤解を招く)
                        ##  コメントですね(^^;
LOCAL_IP=0.0.0.0        # Local IP address if known. Dynamic = 0.0.0.0
REMOTE_IP=0.0.0.0       # Remote IP address if desired. Normally 0.0.0.0
NETMASK=255.255.255.0   # The proper netmask if needed
#
# Export them so that they will be available at 'ppp-on-dialer' time.
export TELEPHONE ACCOUNT PASSWORD
# 
# ---- snip ----
#
DIALER_SCRIPT=/etc/ppp/ppp-on-dialer
#
# Initiate the connection
# 
# ---- snip ----
#
exec /usr/sbin/pppd debug lock modem crtscts /dev/ttyS1 115200 \
        asyncmap 20A0000 escape FF kdebug 0 $LOCAL_IP:$REMOTE_IP \
        noipdefault netmask $NETMASK defaultroute connect $DIALER_SCRIPT \
        user $ACCOUNT  usepeerdns

としてから、例えば、/usr/sbin に置きます。この中の ppp-on-dialer は

  
#!/bin/sh
#
# This is part 2 of the ppp-on script. It will perform the connection
# protocol for the desired connection.
#
exec /usr/sbin/chat -v                                          \
        TIMEOUT         3                               \
        ABORT           '\nBUSY\r'                      \
        ABORT           '\nNO ANSWER\r'                 \
        ABORT           '\nRINGING\r\n\r\nRINGING\r'    \
        ''              \rAT                            \
        'OK-+++\c-OK'   ATH0                            \
        TIMEOUT         60                              \
        OK              ATDT$TELEPHONE                  \
        CONNECT         

のようにします。pap-secret は

# Secrets for authentication using PAP
# client        server  secret                  IP addresses
XXXXXX@jb3  *  xxxxxx  * 

と設定します。(これも解りにくいコメントですね。要するに ISP への login ID と login password です。)

これで、root 権限で ppp-on とやると、デバイス ppp0 が作られ、 接続が確立するはず。(勿論ですが、ppp-on に PATH が通っている事が前提。)

ppp-off の方は、/usr/share/doc/ppp-2.4.1/scripts/ppp-off を、そのまま PATH の通った場所に置くだけで大丈夫でしょう。

自動で ISP の DNS Server を指すようにするには、 /etc/ppp/ip-up.local, /etc/ppp/ip-down.local それぞれ、

#!/bin/sh
# /etc/ppp/ip-up.local
if [ -f /etc/resolv.conf ]; then
    mv /etc/resolv.conf /etc/resolv.conf.preppp
    cp /etc/ppp/resolv.conf /etc/resolv.conf
fi
#!/bin/sh
# /etc/ppp/ip-down.local
if [ -f /etc/resolv.conf.preppp ]; then
    mv /etc/resolv.conf.preppp /etc/resolv.conf
fi 

のようにすれば良いでしょう。上の例では pppd へのオプション として、usepeerdns をつけてありますが、これによって、 /etc/ppp/resolv.conf に、その都度その ISP のアドレスが入れられるので、複数の ISP に接続する場合は特に便利です。


WLAN card

802.11b card

802.11b (11 Mbps) のカードは、とりあえず挿してみたら、 うまく行くかも知れません。そんなに運が良くない場合でも、Fedora にドライバが有るので、なんとかなります。とりあえずカードを挿してみて、
fukuda@falcon:/usr% sudo cardctl ident
Socket 0:
  no product info available
Socket 1:
  product info: "BUFFALO", "WLI2-CF-S11", "", ""
  manfid: 0x026f, 0x030b
  function: 6 (network) 

などと情報が得られたら、

card "BUFFALO WLI2-CF-S11"
  manfid 0x026f, 0x030b
  bind "orinoco_cs" 

というエントリを /etc/pcmcia/config に加えます。 /etc/rc.d/init.d/pcmcia restart で cardmgr をリスタートしてから、カードを挿すと認識してくれます。 さらに、dhclient をちゃんと動かすためには、 /etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth1 という空のファイルを作っておくと良いでしょう。

802.11a/g card

残念ながら Fedora には、今時の(すなわち 11a/g 対応の)Wireless LAN カードのドライバが載っていないようです。 が、何とダメモトで Google で引いたら、Atheros 社のチップセットのドライバが開発中だとか。 国内で売られている 11a/g 対応のカードは、Buffalo 社のものを除き、殆んどが Atheros のチップセットを使っているようなので、これはちょっとした朗報です。

ただ、まだ開発中とて、source forge には RPMS はありません。CVS で取ってきて、自分でコンパイルするしかなさそうです。やった手順は

  1. sharutil を見つけて、インストールする。

  2. (まだインストールされてなければ)kernel に合った kernel-source をインストールします (# yum install kernel-source)。source tree ができたらその top (/usr/src/linux-2.4) へ行って、
     make menu-config 

    とし、何もしないで、普通に(結果をセーブして)終了します。(.config ファイルを作るのが目的。)

  3. 適当なディレクトリの下で
    cvs -d:pserver:anonymous@cvs.sourceforge.net:/cvsroot/madwifi login
    cvs -z3 -d:pserver:anonymous@cvs.sourceforge.net:/cvsroot/madwifi co madwifi

    とやります。最初のコマンドでは、パスワードを聞いてきますので、anoncvs と答えます。これで、ディレクトリ madwifi の下にソースツリーができます。

  4. ツリーのトップで、make, make install でインストール。

  5. 手持ちのカードを仮に挿して、cardctl ident で
    # cardctl ident 
    Socket 0:
      product info: "PCI GW-NS54AG", "AR5001"
      manfid 0x0271, 0x0012
      function: 6 (network)
    Socket 1:
      no product info available

    のような情報が得られるので、これを使って

    card "PCI GW-NS54AG"
    #  Atheros AR5001, AR5212
      manfid 0x0271, 0x0012
      bind "ath_pci" 

    のような entry を、/etc/pcmcia/config に加えます。勿論、manfid の数字は、上で得た値を使います。

  6. WLAN カードを抜いて、cardmgr をリスタート
    # /etc/rc.d/init.d/pcmcia restart 

    ここまででカードを挿せば、ドライバ (ath_pci) がロードされるようになっているはずですが、

  7. dhclient が動くようにするためには、空でよいので、 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ath0 というファイルを作る必要があるようです。

  8. 以上で、準備完了。アクセスポイントが動いていれば、 カードを挿し、# dhclient とやれば、自動で IP address を貰って、ath0 という(擬似)デバイスを作ってくれます。

後は、ほぼ自動で、アクセスポイントに接続してくれます。


英語キーボード

今日 (3/24/04)、先日注文しておいた、英語キーボードが届きました。

以前から 240X 同様、X22 も英語キーボードにしてやろう、という気持はあったのですが、 時計が狂う問題が有って、ちょっと踏み切れないでいました。 (ずっとメインのノートブックとして使っていけるかどうか、 いまいち確信が持てなかったので。) しかし、なんとか解決できた、と思ったので、3/10 に IBM へ英語キーボードを発注しておいたのでした。 (実は、直っていなかったのですが。) 今度はそんな事を頼める人が米国に居なかったので、日本 IBM さんに頼みました。納期がちょうど 2 週間で、費用が税金送料込みで、 9600 円でした。

早速、交換してみました。 たった一枚ペラのインストラクションが頼りでしたが、左上の LED やスピーカ音量のボタンのベゼルが取りはずしにくかった事を除けば、 作業はスムースに完了。IBM のパーツセンターのおじさんに 「取り換えて動かなくても責任は持てませんよ」 なんて脅かされていたので、起動して、 ちゃんとタイプインできたときは、ほっとしました。 (なんでそういう事をわざわざ言うかねぇ。)

日本語キーボードが乗っている時分から、既に Caps Lock と Ctrl を入れ替えた英語キーボード配置で使っていたので(ここまで行くと、 ビョーキか?)、Linux は何も触らないくても OK。 快適に使えています。本当に値打というか差がわかるのは、 記号類を多用するプログラミングをした時なのでしょうが、 まだそこまでは試せていません。


VMware

VMware が動くようになりました。インストールそのものは、VMware 本体および、ゲスト OS (この場合 Windows 2000 の事ですね)とも何の問題も無かったのですが、ThinkPad X22 の小さい HDD の中で、スペースをやりくりするのが寧ろ大変でした。
(以下で (*) とあるのは、ディスクスペースが充分なシステムでは、 必要の無いステップです。)
  1. (*) 現行 4G のパーティションにあるシステムを、"/" (root) 3G, /var に 1G のパーティションに移行する。(4G を Win2k のために空ける。)

    1. 予め kernel-source を uninstall し、また、yum clean でこれまで溜った package や header をこそぎ落してスリムにしておく。

    2. /proc はコピーしない、という事を思い出すまでに、 かなり頭をかきむしったが、これに気がつけば、 rsync -azv で、何という事はなく移動完了。 (各トップディレクトリを別々に rsync する事、また --exclude= で、コピーしないディレクトリ(/usr/local 等)を指定するのがミソ。)

    3. 新しい方の /etc/fstab, オリジナル側の /etc/grub.conf を書き変えて、reboot してみたら、無事立ち上がって、X, Gnome (sound), ath0, ppp 等、 いずれも問題無く動く。

    4. 旧システムを削除。(ここで、新システム側の grub.conf を確認して、grub-install をしておく事が肝要。)

  2. kernel-source を(再度)インストールする。 例によって、source tree の一番上で、make menuconfig を起動した後すぐ閉じて、.config を作っておく。

  3. 現在稼働中の VMware の仮想 disk 群を全てコピーしてくる。例えば、
    % rsync -avze ssh goliath:/hda1/winNT-2 /hda2 
    とする。/hda2 が上で空けた 4G のディレクトリ。 以下、この名前で参照する事にします。 (転送速度がやたら遅い場合は、goliath の IP アドレスを /etc/hosts に直(じか)に書いておくと良い。)

  4. VMware が稼働中のシステムの ~/.vmware を、ディレクトリごと、新システムの ~/ にコピーする。

  5. VMware の最新版 (VMware-workstation-4.5.1-7568.i386.rpm) をインストールする。

  6. vmware-config.pl で、ツール群をコンパイル。kernel をコンパイルした gcc と現有の gcc のバージョンが違うけど中止するか? という質問にだけは no と答えるが、後はすべて言いなり(default を採用。)

  7. (*) kernel-source をアンイントール。

  8. vmware を起動。

    1. "Home" タブから、"Open Exisiting Virtual Machine" をクリック。

    2. いきなりこのような窓が開いて、 文句を言われるけど、これじゃ何をどうすれば良いのか分りませんよね。 慌てず騒がず、先にコピーした一連のファイルのうち、/hda2/xxxxx.vmx を指定する。(唯一、解りにくいステップです。)

    3. すると、新たに Virtual Machine のようなタブができるので、 それから "Edit virtual machine setting" を選んで、"Virtual Disk" を先に /hda2 にコピーしたファイルのうち、xxxx.vmdk (s-001 等がついていないもの)を指すように設定する。(*) もし、Note PC の物理メモリが窮屈な場合、Memory を 84 MB に、あと不要なデバイスは全て Remove する。

    4. この状態で、"Start this virtual machine" をクリックすると Windows 2000 のブートが始まります。

今回インストール(移植)した VMware のスクリーンショットです。

BIOS アップデート (5/29/04)

TP の BIOS のアップデートは早急にやりたい事の一つだったのですが、 何故か「Native の Windose がどれか入ってないと、アップデートできない」 と信じ込んでしまっていて、沙汰熄みになっていました。元から付いてきた Win2k がリカバリーできなくなったので、Win のどれかが必須となると IBM へ install CD を注文するところから始めなきゃならなかったのですが、 それも面倒だなあ、と。

しかし、よく考えてみたら、240X の時もフロッピィから立ち上げて、アップデートしていたような…。 という事で、改めて IBM のサイトをよく読んでみると、 フロッピィを作る事を厭わなければ、Windose は必須ではないらしい。で、トライしてみました。

  1. IBM サイトから 「エンベッデド・コントローラ・プログラム・アップデータ」BIOS アップデータの最新版をダウンロードしてきて、Win2k on VMware がアクセスできるディレクトリに、それらのファイルを置く。

  2. Win2k on VMware を立ち上げ、それらのファイルを C: 直下のディレクトリに移す。

  3. DOS 窓から、それらのファイルを実行して展開する。 フォーマットずみのフロッピィを A: ドライブ(要するに、/dev/fd0 ですね)に挿し、 その上で、
    C:> 1dhj59.bat A: 
    として、フロッピィ(1)を、また、
    C:> 1duj180.bat A: 
    で、フロッピィ(2)を作る。(ファイル名が一部かぶるので、 一つ展開したら、それで floppy 作成をやってから次を展開するか、 それぞれを別のディレクトリに展開する)

  4. フロッピィドライブを TP に接続し、フロッピィ(1) を挿して起動、すぐに F12 を叩いて、 temporaly boot drive を 1: removal drive とする。

  5. 出てくる最初の画面で、2 を選んでバージョンアップを実行する (なんだか本当に、「エンベッデド…」 やらをアップデートしているのか心配になるようなメッセージが続きますが、 大丈夫でした(^^;)

  6. フロッピィ(2)を挿して、同様にして、これより起動。

  7. こちらはもう少しもっともらしいメッセージが表示されるので、 それにそって操作すると、BIOS のバージョンアップが完了します。

  8. また TP を起動して今度は F1 を叩き、BIOS 設定画面で、新しいユーティリティ (rev. 1.30) と BIOS (1.32) に更新されている事を確認。
なんだか結構大変な作業でした。Linux と Win2k on VMware しか載ってない TP でも更新可能か、とか、 フロッピィのフォーマットってどうやるんだったけ、 等と悩んでいる時間が長かったせいかも知れないけど、 もっと見通し良く簡便にできないものかと思います。(そもそも、 バージョンアップを二つに分ける理由は?)さて、その成果ですが、


現況その他

問題点

Clock の狂い: もともとかなり稀な現象になっていたので、直った、 と断言できないのですが、このところ見掛けていません。 で、結局、anacron が sleep から起きる時に hwclock に悪さをしていた、という事らしいです。anacron がどの job を走らせた時、それが起きるのかまでは解っていませんが、anacron を殺してからちら 3 日程、この現象を見ていません。

(3/20/04 追記) どうも直ってなかったようです。 それどころか、だんだんその頻度が上ってきた上に、hwclock が 01/01/1988 にリセットされてしまう(こうなると、sleep から復帰できない)というところまで行ってしまいました。困った…。

(6/5/04 追記) BIOS アップデートで直りました。(上記参照

Sleep から起きてくれない: (6/6/04 追記) BIOS のアップデートで上記の clock の狂い(跳び)が直ったおかげで、 これまで隠れていた(さほど目立たなかった) この問題が気になりはじめました。どうも、AC adaptor と Ethernet cable を継いだ状態で sleep させるとこの現象が起きるようです。が、いつも、という訳ではありません。 蓋を開けるなどして、resume させようとすると、(三日月型の)sleep indicator が blink を始めるのですが、そのままになってしまいます。 外からログインしようとしても CPU は暴走しているようでした。 かなり稀ですが、BIOS アップデート後、四五回出ています。 こうなると、Power Switch を押して reboot するしかないので、かなり嫌な感じです。

(7/31/04 追記) 結局 Ethernet cable 云々も無関係でした。で、その後しばらくはお手上げ状態。以前から X が立ち上がっていない時にはこの現象が起きない事は解っていたのですが、 sleep の度に X を shutdown するのでは不便極まりない…。で、ふと、 Linux の vitural terminal で、text terminal (?) に switch してからだとどうだろうと思い立ちました。 やってみたら、どうも正解みたいで、この一週間、一度も sleep から復帰しない、という事はありません。しかし、一瞬の事とは言え、 Ctrl + Alt + F2 を押してから sleep、もしくは、resume したら、Alt + F7 で X に戻るというのは結構煩わしいのですが、固まってしまって reboot するよりはずっとマシなので、しばらくはこれでいきます。

(8/26/04 追記) その後さらに 3 週間、これで無事にやってこれたのですが、この何日かの間に 3 度程固まってしまいました。(sleep からから復帰する時、三日月形の LED が点滅したままになる。) 結局直ってなかったのか、何か別の要因で頻度が上ったのか未詳ですが、 かなりがっかり、です。どれくらい関連があるのか解りませんが、 disk full で X の立ち上げに失敗してから、のような気がしています。 (その直後に二度続けて resume に失敗した。)

X22 讃

240X を使っていた頃は、さほどの不満は無かったのですが、X22 に変えてみると、やはり、畳と PC は新しいものが良いな、と。 (新型と言っても、もう X23, X24, X30, X31 と、4 世代型落ちですが。)

しかし、その型落ちのおかげで(?)、「240X で散々苦労させられた、sound chip や video chip の Linux との相性の問題」は全くありませんでした。 (内蔵モデムは未確認。)

まず、モニタが XGA になったのが良い。特に VMware や BasiliskII を使う時は、それらの Window mode を SVGA で使えて、かつ周囲に十分な余裕が持てる…。今さらながら、 の感もありますが、ちょっと感動しました。

CF slot: 例えば今どきの、Air-H" カードは全て CF タイプになっていて、これを PCM-CIA slot で使おうとすると、アダプタを装着しなくてはなりません。(240X は、 PCM CIA slot のみ。)「やわ」そうだし面倒だし、あまりうれしくなかったのですが、CF に直接挿せると、これは良いですね。カードそのものが小型なので、 カバンの中に無造作に放り込めるし。でも、おかげで、 上着やシャツのポケットに入れたまま忘れる、という事も一度ならず…。 WLAN 等も今では CF のが有るみたいだし。周辺をこれで揃えるのも良いかも。

内蔵 Ethernet: Fedora は、X22 の Ethernet port を問題なく eth0 と 認識してくれました。PCM-CIA port を塞がないで、Ethernet port が使えるというのは、結構ありがたい。

キーボード: ほんのわずかですが、左右に延びて、contorl key (元の Caps Lock key :-) や、Enter が普通のサイズになったのが良い。実はまだ日本語キーボードを英語配列で、 という変態的な事をやっていますが、これを英語キーボードにしたら、 もっと使い易くなるに違いない。

(3/24/04 (Wed) 追記)置き換えました。上記参照。


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Last modified: 2010-03-27 (Sat) 16:40:16 PDT