Linux on ThinkPad
やっと手に入れた ThinkPad ですが、
それにLinux をインストールして、ちゃんと使えるようにするまでに
は、結構右往左往しました。お役にたてるかどうかわかりませ
んが、これから挑戦しようという方のために、やった事を書き残して
おきます。
前提条件と目標
- H/W: ThinkPad 240X。 Windows2000 がプレインストールしてありました。
- メモリは、192 MB に増設しました。
- BIOS は、
1.03.12 1.03.14 (3/17/01) にアップデート
という機械に
- Vine Linux 2.1 をインストールしかつ
- pre-install されているWin2k を、dual boot 可能にする。
- (後程、このWin2k をLinux の上の VMware からも使えるようにする。)
のが目標です。
全体の流れ
- 事前準備:FIPSでLinux用のパーティションを切る。
- Vine-Linux 2.1 をインストール。
- Vine-Linux のチューニング。
1) 事前準備
- Win2k には、ブートディスクを作る機能がないので、ちょっと悩まし
いですが、大丈夫、DR-DOSが使えます。
ここからダウンロードして下さい。(ldisk01,
-0.2, -03の
三つで充分です。)
- フロッピィからDR-DOSを起動して、format a:/s でブランクフロッ
ピィをフォーマットし、それに、FIPS をコピーします。実際には
Vine のソースツリーのdosutils/fips20の下にあるファイルを全
てそのフロッピィにコピーして下さい。
- このフロッピィでリブートして、FIPSを起動し、新たなパーティ
ションを作ります。Win2k には 6 GB くらい残せば充分でしょう。
起動する前に、fips.doc を良く読む事をお勧めします。(でも、あ
まり生真面目に読んで、危いからやめておこう、とならないで下さい
ね:-P)
2) Vine のインストール
- 私は、CD-ROM ドライブを持っていないので、CD-ROM boot を試して
いません。
- それ以外では、どこかにUnix(Linux) Machine をお持ちでした
ら、そにダウンロードしてくるか、CD-ROM の中身を移すかして、
そこからネットワーク越しにインストールするのが最も手軽なよ
うです。私はいつもこの手を使っています。
-
pcmcia.img をdd でコピーして作ったフロッピィから起動すれ
ば、インストールはすんなり行きます。が、次の点には留意した方
が良いでしょう。
- 後述するように、X が最初はうまく動きません。インストー
ルはtext modeでやりましょう。また、X の設定後のチェッ
クもしない方が(スキップした方が)良いでしょう。
- keyboard は日本語106キーボード、マウスの設定は、OS/2マ
ウスを選択します。
- パーティションを切る際、あたり前ですが、先頭
(/dev/hda1)に
ある FAT32のpartition は弄ってはいけません。今は、マウ
ントポイントも設定しない方が安全でしょう。
また、
root (/) partition に 1 GBを割りあてたの では不足するかも
知れません。1.5 GB 以上にしておいた方が安全でしょう。1 GB
では、パッケージをぎりぎりに絞って、若干それ以下にでき
たとしてもても、インストーラが途中でスペースが足りない、
といって止ってしまう事もあります(経験者騙る、いや語る
(^^;)。
- Hardware clockをGMTにすると、Win2k を立ち上げた時、時
計が狂います。
- X の設定は手動で
- Video Card: SMI LynxEM+
- Display: Generic LCD Panel 800x600
- Memory: 2 Mb
- clock chip: not set
とやった方が確実だと思います。(後で、Xconfigurator を
使ってもOK)
3) Vine のチューニング
Video Chip (SMI LynxEM+)
- まず、Vine-2.1 そのままではX がうまく働いてくれません。
XFree86-xxx を必ず、
3.3.6-13vl16 以降のものにバージョンアップして下さい。 老
婆心ながら、アップデートには、RPMSが揃っているディレクト
リへ言って、rpm -F XFree* とするのが便利です。
- それでも、若干不安定さが残るので、XF86Config ファイルの、
Section "Device" の最後に、option "no accel" を付け加えた
方が良いでしょう。
Sound Chip (CS4281)
2.2.17 までのkernel に附属するCS4281のドライバは不完全で、オリジ
ナルのVine-2.1 (kernel-2.2.17) ではうまく鳴っ
てくれません。対処法はいくつか有って、
- カーネルはそのままで新しいドライバと置きかえる。
- kernel を2.2.18 に上げる
- Vine のkernel-2.2.18 package を入れる
などなど。3. が一番簡単そうですが、私自身は試していません。実際
に試した人による
と、IRQ のバッティングが起きるらしい。私自身は、1. を経て現在は
2. で満足しています。<訂正 3/17/01> 3. もやっ
てみました。結果は OK です。実際これが一番簡単でした。
また、デバイスドライバの作者によると、デバイスのイニシャライズにまだ
問題があるとの事。これに関連するのでしょうが、TIPSとしては、
Misc
以上で、Linux と Win2k の dual boot ができるようになったはずです。
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Takayasu Fukuda
Last modified: Mon Oct 14 14:28:25 JST 2002