われもかう通信
(仮想起業日記)
ビジネスモデル
われもかう工房のような、 セミリタイアの「手慰み」に過ぎない超零細仮想企業でも、 ビジネスモデル(「どうやって儲けようか」)は必要である。 これがないと、そもそも「吾も買う」ためのお金が稼げないだろう。 で、必要なのは解るのだが、これがなかなか見付からない。 何しろ元手が無いのだから、余計大変である——というか無理がある。しかし、元手(資本)には事欠かない筈の大企業とて、なかなか大変のようである。 昨今の P社や S社や S社の巨額の赤字を見ていると、 大勢の優秀な人達が知恵を絞った筈の「ビジネスモデル」が、 比較的短い期間で役に立たなくなるのがよく分かる。 というか、環境の変化に合わせて即応する事や自己改革が、 いかに難しいか、という事かも。 (それにしても、7800 億円の赤字でも債務超過にならない、ってのは凄いね。)
それに引き比べて……というマクラで必ず出てくるのが、我等がアップルさん。 株価もこの二年程一直線に右肩上りで、 「あの時に買っておけばなぁ」という後悔後を経たず。 亡くなった直後の伝記(の書評)や TV 番組は、まるで「聖ジョブズ」と言わんばかりだし。 (さる TV 番組によると、 ジョブズさんが生きていたら空中に画像が浮かぶモニタが実現するんだとか :-)
でもねぇ、そんなに偉いかねぇ、ジョブズさんと、アップル社。 いや、今現在で他と比較するなら優れているのは間違いない。 でも、後方互換性のない機器を平気で出したり (例えば最新のモニタは、もう二代続けて Mini Display Port, Thunderbolt と来ていて、愛機 MacPro には繋らない)、はたまた枯れている筈の Bluetooth に MBA で色々互換性の問題が出たり……(せっかく iPhone で tethering ができるようになったのに、Bluetooth で MBA に繋がらない事があった。) いや、チャレンジ精神は良いんだけど、なんで DVI もつけとかないの? こんなに普及している Bluetooth でどうしてトチるの?という事。 要は「アップルさんの独り善がり」なんじゃないかなぁ。 これではいかん、われもかう工房は、もっと顧客中心主義を貫くぞ……って、 そもそもお客さんが居ないんだってば。
まあこれらは個人的な不満をぶちまけているだけという嫌いはある。 しかし、他にも一つ間違えたら「無謀」と言われる「逆張り」は沢山有る。 (勿論、実際に間違えて失敗した「無謀」も沢山あるが。) 一旦オープンにした H/W をまた抱え込んだ事(これは今のところ「成功」のようだが——かつて私の持った懸念は大外れ。 悔しい :-p) 最近では MPU を内製し始めた事もそう。あろう事か、TV 業界にも打って出るんだとか。 勿論アップルさんの事だから、業界のビジネスモデルそのものを変えるつもりなんだろうけど、 真珠湾(スマートフォン)の大成功で気をよくして、 ミッドウェイ (TV)で壊滅的打撃を受ける、なんて事にならなければ良いんだが。
でも、株を買い損ねた自分にとっては、Mac と MacOS X をきちんとメンテナンスしてくれれば文句はないんだけどね。
オタクの断捨離
思い切って PC を捨てた。もとい、PC Depot で引き取ってもらった。 震災で壊れた無線 TV を無理にモニタとして引き取ってもらい、これと MSI 694D Pro が載ったデスクトップと iMac (ボンダイブルー)で、都合 300 円也。 台車でゴロゴロと押していって、修理カウンターで約 15 分。何しろ PC Depot は我が家の目の前。で、思ったより簡単だった。 (書類を二枚書かないといけなかったけど、 そう思うのは、受付のお兄さんが愛想が良いのにテキパキしていて好印象、 という事も有ったかもしれない。 (だのに、閑古鳥が鳴いている。もっと行ってあげて下さい)自分でも驚いたのは、さして感慨も無かった事。あまり TV は熱心に見ないし、iMac は家族向けだったので、こちらは無理もないが、 694D は dual CPU で、HDD・DVDD・ビデオカードの追加交換他は勿論の事、 TV 視聴のカードを付け、音声を出すのに苦労し、 マザーボードまで交換したのに、視界から消えても別段寂しくもない。 あんなに時間を注ぎ込んだのに……。(あ、二枚目のマザーボードは、 N井さんから頂いたのでした。勝手に捨ててしまいました、スミマセン。)
ともあれ、机の脇と、物置が大分スッキリした。 それになんと、PC の裏側から愛用のベルトまで見付かったぞ :-p そっかあ、思い切って捨てる方が得策なのね。 よし、どんどん捨てよう。HDD x 3, Memory module x 4、Monitor, PC 電源, ケーブル大量 etc. etc. あれ、この電源何のために買うたんやろか。 多分、今度売った PC を修理するつもりだったのだろうな、きっと。 いかんな、使い道を忘れているようなものを溜め込んでは。 (でも、Quadra 700 みたいに、捨ててしまった事を今だに後悔しているモノも有るからなぁ。)
でも周囲がすっきりすると何故か俄然物欲が湧いてくる、 という事もありそうだ。大型の PC スピーカー、モニタ、Kindle Fire 等々。 とりあえずは踏み止まったものの、品定めに結構時間を潰したし、 断捨離もその精神まで会得するのはなかなか難しい事のようだ。
「われもかう工房」はなんだか不気味な未来(物欲に溺れる)を示唆しているように思えてきた。
Jobs に続け!(若い人は)
帰国して三ヶ月ともなると、さすがに San Diego 通信を続けるのも憚られてきて、 よし、新しい日記を始めよう、ついては形式も一新して……と思い立ってからはや半年。 しかし、一向に肝心の Django や Ajax の勉強を始める気配がない。 これじゃあ、「一新」がいつの事になるやら解らないので、 とりあえずタイトルだけ変えて、ダラダラと続ける事にした。そのタイトル、昔住んでいたところに因んで「菅仙谷通信」とする予定であったが、 グズグズしている内に菅さんがやめてしまって、 なんだかインパクトに欠けるように思えてきたのだった。 (菅さんの根性無し!) しかしまあ、ちょっと前に「仙谷村通信」というのをやっていた事もあるので、そういう意味でもかなり安易であるな、と。
で、Jobs さんの伝記が評判を呼んでる事もあるので、 起業日記とでもして景気をつけようか……、なんちゃって。 勿論飽く迄「仮想」ですので、 「無理だから止めておけ」なんて御意見は無用です。
実はちょっとした「でき心」から、 起業の心得とか会社経理とかの本を二三冊買い込んできて、読んでみた事もある。 これ、某社の「損失隠し」が明らかになる大分前の事。 (おかげで、報道される事が比較的良く分った。) が、「こりゃあかん、俺には向いてない」というのが結論。 経理や簿記というのがそもそも自分の理解を超えているし、 上の本の中の一冊によると、起業して 1年以上持ち堪えるための要諦は、そいう事を含めて、 如何に他の人を雇ってやってもらう(押し付ける)か、という事につきるらしい。 しかし、それじゃあ、なーんも面白うないやないか。
なので、疾うに「起業」は諦めたが、 やうやく思ひついた社名の「われもかう」は残さう、といふか流用しようと言ふ訣。 もともと会社(商売)の屋号なので、 当て嵌める漢字は「吾亦紅」でも「吾も戀ふ」でもなくて「我も買う」。 (うーん、格好良い。) よう考えてみたら、買ってばっかりじゃあ会社は立ち行かんなぁ。 でもまあ「物欲番長」的ブログのタイトルとしては、 なかなか良いように思える。これで行こう!
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